課題Why
作家の持つ世界観を存分に発揮できる舞台とは
イラストレーターnajucoのもつアイデンティティ
ただイラストを印刷し壁にはるだけがイラストレーターの展示なのか。それは最低限の機能であり、本質的に大事なのは、作家の描くメッセージや伝えたいことが正しくそしてより魅力的に伝わることであると捉えた。そのために、まずはどういうコンセプトをもとに展示空間をまとめるかを作家と共同でディスカッションしながら探っていくことにした。イラストレーターの持つ世界観を最大限に考慮にいれてクリエイティブをつくることが来場者の楽しみをより生むことになると、考えた。
アウトプット
How
najuco SOLO EXIHIBITION【ROOM】
展示会場まるごと女の子の日常で埋め尽くす
女の子の一日の日常を描く。
そのために、展示会場もそのまま女の子の部屋に。お風呂に入って掃除して、朝食を食べる。そして、そのシーンごとに流れている音楽も書き下ろされたものだ。さらに、頒布したイラストブックはCDの入った音楽カードとなっており、開くと音楽の歌詞が左にかいてあってDLができる。この本はその子と同じ生活空間を、家でも楽曲としても聞いて、イラストをより身近に楽しんでもらう。
未来展望と結果
Future
展示会のその後と展望
反響と今後の未来
snsでは、他とは違い作家の要望を忠実にかなえているという好意的な反応があったり、こちらの意図をくみ取ってくれた鑑賞者もいた。
今後も、ただ展示という枠にはめるのではなく、関係者の心を動かすような仕組みやクリエイティブを提供していきたい。