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ジーアングルサウンドチームのご紹介 【郭 瑜】

はじめまして! ジーアングルのサウンドセクション・マネージャーの藤田と申します。

私たちは2019年からオリジナルプロダクション『miuG』を立ち上げました。

miuG(ミューグ)は、株式会社ジーアングルのサウンドトップクリエイターが提案する、クオリティ追求に特化したサービスです。 
素材として消費される音楽ではなく、記憶に残る音楽作品を求める方々に向けたブランドを目指しています。

今回はそんなmiuGに所属する、台湾出身のサウンドプロデューサー、郭 瑜(クオ ユ)をインタビュー形式でご紹介します!

ジーアングルは春からリモートワークを推奨しており、サウンドセクションも普段は自宅にて制作している関係で、今回のインタビューもそれぞれの自宅からWeb会議で実施しました!

日本と海外をクリエイティブで繋ぐ

早速ですが、普段どんなお仕事しているか教えてください!

普段は海外企業からの案件を中心に、

“日本のクリエイティブをどう活用すればより良いコンテンツになるか”

という視点でサウンドプロデュースに携わっています。

逆に日本の企業様の案件に海外のクリエイターをアサインすることもあるんです。

「日本と海外をクリエイティブで繋ぐ」というミッションにチャレンジしています!

クライアントさんはどの国が多いんですか?

今のところはほとんどが中国の企業ですね。9割以上は中国企業とのお仕事になっています。

音楽の道に入ったキッカケは?

郭さんって、どんなキッカケで音楽の道に進まれたんですか?

独学で勉強しながら、10歳くらいの頃にピアノの勉強を始めました。

高校に入ってからはバンドに興味が出て、メタルバンドを3,4年続けていましたね。

そこから作編曲に勉強して、23歳の時に友達と一緒にアルバムを作ったんです。

こちらはメタル時代を経て2017年にクオがリリースしたアルバム音源

(郭さんがメタル・・・いつもの雰囲気とギャップあるなあ・・・!)

バンドを解散してからはYoutubeを見ながらアコギを練習してたりもしてました。好きなことをやっていたというだけなんですが(笑)

ジーアングルにはどんな経緯で入社されたんでしたっけ?

メタルバンドでアルバムを作ったのが23歳なんですが、そのあと穏やかじゃない人生がありまして・・・

急になにかを匂わせてくる

穏やかじゃない人生めっちゃ気になる・・・!!

いろんな場所に行きたくて、しばらくオーストラリアにいました。

その中で自分はアジア人として、アジアで挑戦したいという気持ちがあり、一番憧れていた国が日本だったということもあって「日本で音楽をやろう!」と思ったんです。

でも日本での最初の仕事はマーケティングでした(笑)

27歳の時に音楽の夢にもう一回チャレンジしようと決めて、そんな時にジーアングルの募集を見つけて、ご縁があり入社しました。

入社後の作品は?

入社後はどんな作品に携わったんですか?

やはり中国のゲームメーカ様とのお仕事が多いですね。

クオの最近の実績集です↓

クライアントは海外の方で、一緒にお仕事を進めていくクリエイターさんが日本の方になりますよね。

それでなくても目に見えない「音楽」っていうクリエイティブを、異なる文化圏の間で進行をするのってとても大変そうですが・・・

大変です。この話題だけで2時間話せるくらい大変です(笑)

日本人に挟まれるのも大変なのに…

そこで大事になるのは、やっぱりコミュニケーションだと思います。

特にディレクターという仕事は、皆さんの気持ちを把握して、要望に応えることが重要です。

もちろん言語の壁のハードルは高いですが、今後も相手や作品にリスペクトを持って、コミュニケーションを大切にしたディレクションをしていきたいですね。

アニメ『進撃の巨人』OPテーマ歌詞翻訳を担当

一番最近の実績だとTVアニメ「進撃の巨人」The Final Seasonのオープニングテーマ「僕の戦争/神聖かまってちゃん」歌詞翻訳というのがありましたよね。

はい、すごく貴重な経験でした。

ニュアンスを大事にして、言葉遊びをしながらアプローチをしていくのが難しかったですね。

いい単語が見つかっても、メロディーに合わせて訳詞を選ぶのが大変そうでしたね。

そうですね。忠実に再現というよりは言葉の響きなどを重視して、かっこよく歌える方向に持って行けるようにしました。

クオは中国語・日本語に加えて英語も堪能なトリリンガルなんです!

仕事のこだわりは?

仕事のスタンスにはどんなこだわりがありますか?

サウンドのディレクションやプロデュースにはいろんなスタイルがあると思うのですが、私は頂いた要望をそのまま実行するのではなく、クリエイティブなアイデアを提案して、お客様と相談しながら作品を作りたいタイプです。

特に海外のクライアントさんは、あえてふんわりとしたイメージを渡してくれて、ディテールはお任せいただけることが多いんです。

ヒアリングをしっかりした上で、こちらから提案を行いながら作るのが楽しいし、達成感も強いですね。

やっぱりクライアントさんと「一緒に作品を生み出せた」って実感できると、私たちとしても嬉しいですよね!

本当にそうですね。

トレンドとしては和テイストを取り入れたオーケストラもののご相談が多いんですけど、ニーズに合わせて柔軟な制作を心がけていますので、ぜひ気軽にご相談をいただきたいですね。

趣味は?

せっかくなので、趣味のお話も聞きたいです!

オフの日って何してます?(笑)

趣味は・・・お酒です(笑)

あ、あと映画も好きなのでむちゃくちゃ観てます!

最近見たのは『サンセット大通り』ですね。難しい映画でしたが、とても感動しました。

へぇ〜〜!クラシックな作品がお好きなんですね。

そうなんです!ヴィンテージ系のおもちゃも大好きで、めちゃくちゃお金を使っています(笑)

余裕があったら楽器も集めたいんですよね・・・。

一番気になっているのは、GibsonのSongwriterというアコースティックギターです。

あ!レコード集めも大好きですね!

(本当に多趣味なんだなぁ・・・!)

最後にひとこと

記事をお読みいただき本当にありがとうございます。

まず、これまで私とお仕事をご一緒してくださったすべての皆様に、心よりお礼を申し上げます。

この2年間の皆様のご支援とご協力のおかげで、大変勉強になりました。

今後も一緒に未知の世界へアプローチしたいと存じます! 何卒宜しくお願い致します!

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