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動画マーケティングにおけるBGMの効果とは?音楽・効果音の選び方や注意点も解説

動画マーケティング拡大によるBGM・効果音など、音楽制作の重要性

現代はスマートフォンの普及により、多くの方が何らかのインターネットデバイスを所有しています。そんな中、急速に拡大しているマーケティングの手法が「動画マーケティング」です。ニュースサイトやECサイト、SNSなどインターネット上の至るところで、動画によるマーケティングが散見されます。

動画によって強いインパクトを与えるためには、映像の内容や質が重要です。しかし、同時にその動画に組み込まれている「音」も大きなポイントとなります。

そこで今回は、動画マーケティングにおいて留意しておきたいBGMや効果音など「音」の重要性や選び方についてご紹介します。

目次

動画におけるBGM(音楽・効果音)の役割

視覚と聴覚のシナジー

人間が得ている情報のうち、視覚から入る情報は全体の87%を占めているといわれています。一方、聴覚による情報は7%程度です(触覚3%、嗅覚2%、味覚1%)。この数字だけを見ると、聴覚はさして重要ではないと思われるかもしれません。

しかし、そもそも「動画」というコンテンツには、視覚と聴覚以外の情報は存在しません。そう考えると、7%という数字も決して無視できるものではないでしょう。

視覚との相乗効果を生む

動画コンテンツは、視覚情報と聴覚情報が組み合わさることで、大きな相乗効果を生む役割があります。

例えば、テレビ番組や映画、ゲームなどに入っているBGMや効果音は、映像と合わせて相乗効果が生み出される代表例です。BGM・効果音がなければ臨場感は生まれづらく、映像全体にメリハリがなくなるでしょう。音がないと、視聴者やプレーヤーを映像の世界へ引き込むことができません。
このように、映像と音は互いの相乗効果を生み出す存在であり、動画マーケティングにおいてはセットで考える必要があります。

短い時間でもインパクトを与えやすい

インターネットは、人々がさまざまなことを調べることができるツールです。一方、新規顧客獲得のために動画マーケティングをWeb展開する側は、ユーザーへ新しい情報を提供します。
しかし、このような情報(動画広告など)は見る人にとって「ノイズ(雑音)」としてとらえられるのが実情です。

ユーザーは自身が調べたい情報を得るためにインターネットを利用するので、ノイズとして入ってくる「不要な動画」の視聴にはなるべく時間を割きたくはありません。
そのため、マーケティング用の動画の多くは、視聴時間がテレビCM程度の短い時間でまとめられています。
そして、短時間で視聴するユーザーに十分なインパクトや、情報を提供するためには、BGMや効果音による補塡(ほてん)が不可欠というわけです。

動画マーケティングにおけるBGMの効果とは?

動画にBGMをつけることで、さまざまな効果に期待できます。

イメージ誘導

まず、BGMの効果としてイメージ誘導が挙げられます。映像に音をプラスすることで、雰囲気やイメージをより高めることができ、動画のメッセージが伝わりやすくなります。会社の雰囲気、商品・サービスのイメージをより表現することができるでしょう。

感情誘導

音は、視聴者の感情誘導にも有効です。
例えば、落ち着いたBGMであればリラックス感や安心感を与えられ、アップテンポなBGMなら気持ちを盛り上げてくれます。動画にBGMを入れることで動画を見る人の気持ちを動かす効果にも期待できるでしょう。

マスキング効果

マスキング効果とは、2つの音が重なったときに片方の音が聞こえにくくなることをいいます。例えば、喫茶店にBGMが流れていることで周囲の会話や雑音が気にならなくなる現象が挙げられます。
この例のように、映像にBGMを流すことで映像ノイズがかき消され、視聴者に没入感を与えることができるでしょう。

結果、映像に集中しやすくなり、伝えたいことが伝わりやすくなるという効果があります。

動画BGMをより効果的にするためのポイント

チョイスも重要!音楽がもたらす効果とは

音楽がもたらす効果として、ここまで動画における効果音やBGMの重要性についてお話してきましたが、「音があればそれでいい」というわけではありません。動画に加える音によっては、ユーザーに伝わる印象や情報が大きく湾曲してしまいます。

動画マーケティングにとって、BGMや効果音は企業のブランディングに関わる大きな要素です。ここでは、動画BGMをより効果的にするポイントをご紹介します。

BGMや効果音をシーンによって使い分ける

場面によって、BGM・効果音をうまく使い分けることで、見る人の心をより揺さぶる動画にできます。動画目的や内容を理解し、動画を見る側の立場になってBGMを差し込むことで効果的な動画ができるでしょう。

ナレーション時はBGMを小さくする

ナレーションを入れる場合は、BGMを小さくしましょう。声と同じまたはそれ以上の大きさのBGMを入れてしまうと、ナレーションが聞き取れなくなってしまいます。雑音に聞こえてしまうこともあるため、視聴者側からすると音が耳障りになってしまうこともあるでしょう。
ナレーションは動画内容を説明する大切な情報です。動画をより良くするためのBGMが、かえって逆効果にならないように注意してください。

あえて音楽を入れない(映像音のみにする)

動画の内容によっては、あえて音楽を入れないのも良いでしょう。音楽が動画と合っていないと視聴者側の飽きにつながり、動画マーケティングの効果が減少してしまうことも。
動画の内容によっては、映像音のみにすることで動画の趣旨が伝わることがあります。

動画BGMの選び方・注意点

動画マーケティングにおけるBGMの効果とは?音楽や効果音の選び方や注意点も解説

動画に利用するBGMや効果音は、何でも良いというわけではありません。いくつか注意点があり、選定する際は気をつける必要があります。

動画内容とマッチするBGMを選ぶ

動画の内容とBGM・効果音がミスマッチだと違和感が出てきてしまいます。商品やサービスを紹介する動画なら、そのイメージに合ったBGMを選びましょう。

例えば、子ども向けの製品であれば、ポップな音楽することで子どもがワクワクするような雰囲気の動画になります。
動画の内容とBGMのミスマッチは、ユーザーの途中離脱の要因になることもあるため、内容とマッチするBGM・効果音を選ぶようにしましょう。

著作権に注意する

BGMに使用する音楽は、何を使っても良いというわけではありません。全ての音楽には著作権法などによって著作者の権利が守られています。
テレビやラジオで流れる音楽など、著作権で保護されている音楽については、申請や使用料を支払う必要があります。無断で使用することはできませんので、注意しましょう。
ただし自社で制作したり、著作権フリーの音楽を使ったりすることも可能です。

商用利用可能かどうか確認する

動画に使える音楽でも、ビジネス目的では利用できないケースもあります。
動画マーケティングで使う目的の場合は商用利用と判断されることが多く、たとえフリー素材であったとしてもダウンロードの前には、必ず商用利用が可能かどうか確認しましょう。

高品質なBGM制作ならジーアングルにおまかせ

動画に使う音楽は、著作権や商用利用が可能かどうかなど、注意しなければいけない箇所が多数あります。
著作権侵害と判断されればトラブルになることもあるため、BGMの選定は慎重に行わなければなりません。

トラブルを防止しつつ、高品質なBGMを導入するためには制作会社に依頼するのがおすすめです。

ジーアングルでは、動画制作からBGM制作まで行っています。動画により顧客収集をしたいけど、どのように制作したらいいかわからない…とお悩みの方はぜひご相談ください。

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おわりに

今回は動画マーケティングにおけるBGM・効果音の必要性やその効果についてご紹介しました。
動画マーケティングで新規顧客獲得や商品販促を狙う企業はどんどん増えてきています。しかし、それだけに求められるクオリティも高まっているのが実情です。
動画制作や動画や映像に使うBGM・効果音制作をお考えの方は、ぜひジーアングルにご相談ください。

BGMの効果といえば、耳に残るCMソングもその一つです。耳に残るCMソングについて詳しくはこちらの記事をチェック!

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