ビジネスにおいて、英語が必要なシーンは以前と比べて格段に多くなってきています。社会人になってからも、英会話教室に通うなど積極的に英語を勉強されている方は多くいます。
しかし、学校や英会話教室に通ったのにリスニング力が身につかず、ビジネスではほとんど役に立たなかったという人もいることでしょう。
そこで注目されているのが、外国人ナレーターが音声を担当しているリスニング教材です。
そこで今回は、リスニング教材の音声録音を外国人ナレーターに依頼するメリットをご紹介します。
日本人ナレーターよりも語彙(ごい)が豊富
学校の教育機関で学ぶ単語の数は限りがあり、実践になったときに知らない単語や熟語が出てきて意味が理解できない、または読めるけれど正確に発音ができない…ということがあります。
英語圏に住んでいた外国人でも当然わからない単語はあるはずですが、日本人と比べると知らない単語や熟語は圧倒的に少なくなります。
日本で英検の1級に合格するための語彙数は1万語程度なのに対して、外国人ははるかに多い約2万語から3万語ほどの語彙を持っています。
語彙が多いことによって、正しい発音で表現できるため、英語リスニング教材の音声録音は外国人ナレーターに依頼した方が良いといえます。
ネイティブの発音が聞き取れるようになる
英会話教室で外国人講師の発音を聞いたりまねたりしても、いざ海外に行って外国人の方と話そうとするとほとんど聞き取ることができない場合が多いです。
これは、学校や英会話教室の場合、英語講師があえて聞き取りやすい話し方やスピードで話していることが原因です。
外国人ナレーターに依頼したリスニング教材であれば、標準的できれいな英語の発音を聞くことができますし、教材によってはネイティブ同士の会話のように速いスピードで録音している場合もあります。
外国人ナレーターだからこそのスピード感や抑揚のついた話し方に慣れることによって、現場でも使える英語のリスニング能力が身につけられるでしょう。
また、日本語になまりがあるのと同様に、英語も住む場所によってなまりが存在します。
逆に「イギリスなまりの英語」「オーストラリアなまりの英語」などが必要な場合、プロの外国人ナレーターに依頼することで、より実践に近い英会話を耳にすることができるでしょう。
いつでもどこでも、生の英語が聞ける
リスニング教材のメリットの一つに、「時間を選ばず、空いた時間に繰り返し聞くことができる」というものがあります。
英会話教室や学校では勉強できる時間が限られるため、空いた時間に使えるリスニング教材を、勉強ツールとして利用している方も少なくありません。
英語を聞くのであれば、やはり外国人ナレーターが話している教材を利用すると良いでしょう。
まるで教室に通っているような臨場感があり、耳が英語に慣れずなかなか習得できない方というでも自分のペースでゆっくり学べます。
日本人ナレーターでも勉強できますが、ネイティブスピーカーが話す発音やスピードを体感したい方にとっては少し物足りなく感じるかもしれません。
英語を学ぶ人のほとんどは、「外国人と意思疎通がしたいから」という理由で勉強しているのではないでしょうか。
リスニング力をつけるためにはとにかく何度も英語を聞くことが1番の近道になります。外国人ナレーターが話す教材で耳が鍛えられるようになるでしょう。
おわりに
今回は、英語リスニング教材の音声録音を外国人ナレーターに依頼するメリットについてご紹介しました。
企業の海外進出や、海外からの輸入企業が増え続けている今、ビジネスにおいて英語の習得は必要不可欠です。
教育機関や英会話教室などでの英語教育にますます力が入れられ、リスニング教材の需要はどんどん増えていくでしょう。より質の良いリスニング教材制作のために、他の教材との差別化が重要です。
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