Webでは、すでに活用している企業も多い動画によるマーケティング。
近年ではWebだけでなく、実店舗の店頭プロモーションに販促動画を用いる例も一般的になりつつあります。
販促動画を効果的に活用し、売上アップを実現しましょう。
今回は、店頭プロモーションで販促動画を用いるメリットや、売上アップにつながりやすい3タイプの販促動画をご紹介します。
店頭プロモーションで販促動画を用いるメリット
販促動画は家電売り場や家具店など、さまざまな現場で用いられることが多くなりました。そこにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
販売側にとってのメリットをいくつかご紹介します。
商品の特徴が伝わりやすい
「百聞は一見にしかず」のことわざ通り、商品によってはテキストの説明やスタッフの口頭説明よりも、映像のほうが特徴を理解しやすい場合があります。
新商品の特徴を顧客に伝えやすいことは、メリットの1つです。
接客によるスタッフ拘束の軽減
販促動画の内容が顧客にとってわかりやすく興味深いものであれば、顧客のアテンションが動画に集中し、店舗スタッフが接客で拘束される時間は大幅に減少します。
そのため、スタッフは他の店内業務に余裕を持って時間を費やせるようになるでしょう。
このメリットは、近年の「スタッフとなるべく話したくない」という顧客傾向とも合致します。
売り場がにぎやかに
販促動画の活用法としては、テレビCMと交互に絶え間なく流す手法が一般的です。売り場は音声と映像で常ににぎやかになるでしょう。
音声によって広範囲の顧客へとダイレクトに訴求できる他、スタッフの接客を支援する効果もあります。
売り場スタッフの知識向上につながる
販促動画を最も長い時間見ることになるのは、顧客ではなくその売り場を担当するスタッフです。
繰り返し映像を見ているうちに、商品知識が担当スタッフに定着します。
少なくとも映像に収録されている内容であれば、顧客に質問されても難なく回答できるようになるでしょう。
売上アップにはどのような内容が効果的か?
売上アップを期待して販促動画を制作する際、どのような方向性に内容を仕上げるのが効果的なのでしょうか。
現在主流となっているのは「デモンストレーション動画」「商品のスペックを伝える動画」「ストーリー仕立ての動画」の3タイプです。
PRする商品に応じて、適切なものを選びましょう。
デモンストレーション動画
デモンストレーション動画は、商品の使い方をメインとした販促動画です。
機能や特徴を端的に伝えることで、顧客の購買意欲をダイレクトに刺激できることがメリットです。
何か特別なギミックがある商品のプロモーションに適しています。
商品のスペックを伝える動画
家電など旧製品との違いを前面に押し出したい商品をPRする場合は、商品のスペックを伝える動画の展開が有効だと考えられています。
データを用いて商品の機能性を客観的に伝えることで、顧客に信頼感を与えることができるでしょう。
そのほか、ユーザーの意見を収録する手法もあります。
ストーリー仕立ての動画
職人のこだわりや、制作の背景を見せることで、顧客の興味を誘う販促動画も有効です。作り手の顔や、製作工程が垣間見えると、商品への信頼感が生まれます。
野菜や工芸品にはこうした動画が適しているでしょう。
おわりに
店頭プロモーションに販促動画を効果的に活用すれば、売上の向上が期待できます。
再生する映像コンテンツの制作は、映像制作会社に依頼するのがベターです。
現在はデジタルサイネージやタブレット、電子POPなど動画を再生するデバイスはさまざま。予算や店舗のつくりに合わせて、導入しやすいものを選ぶと良いでしょう。
映像だけでなく、声の演出も取り入れることでさらに商品の魅力を伝えることもできます。ナレーションの効果についてはこちらをチェック!