みなさんこんにちは。
ジーアングル バーチャルコンテンツ事業部ディレクターのなまずです。
競合他社も数多く出展する展示会やイベント。
多くの競合他社が一度に出展する環境下で自社ブースの注目を集めるよう、まずは来場者の足を止め、興味を持ってもらうことが大事です。
今回は来場者の注目を集める展示会・イベント用の動画制作について、制作する際に抑えておきたい見せ方のポイント、展示会動画のメリットや効果をご紹介します!
展示会・イベント動画の種類には何がある?
展示会やイベント用の動画を作ろうとして、「そもそもどんな内容の動画にしたらいいんだろう?」と悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
ここではまず、展示会・イベント動画にはどんな種類があるのか、制作目的とともにご紹介します!
会社紹介動画
文字通り、来場者へ自社そのものの特徴や強みを知ってもらうために使うのが会社紹介動画です。
自社の商品・サービス以前に、自社そのものを知らない企業も多く参加することが想定される、展示会やイベント。
そこで、会社紹介動画によりまずは自社の認知度を上げ、どういう会社なのか知ってもらい信頼を得ることで、商品やサービス認知に繋げましょう。
イメージ訴求に重きを置くプロモーション(PR)動画とは異なり、会社の事業内容などの基本的な情報、特徴といった事実ベースの紹介を重点的に行います。
サービス・商品紹介動画
展示会やイベント動画で代表的なものが、来場者へ自社の製品やサービスを知ってもらい、購入や契約に繋げるために使うサービス・商品紹介動画です。
口頭や文章の説明ではイメージのしにくい内容でも、映像になることで伝わりやすくなります。
制作したサービス・商品紹介動画は自社HPに掲載したり、営業資料として利用するなど、展示会前後にも広く活用できます。
ティザー広告動画
ティザー広告はTease(じらす)を語源とする用語で、あえて情報を小出しにする/すべての情報を出さないことにより、視聴者の興味関心を引くことが目的の広告動画です。
ティザー広告といえば、Apple社の新製品CMがイメージしやすいのではないでしょうか。
会社紹介動画やサービス・商品紹介動画よりも出す情報をぐっと絞り、展示会前から映像を段階的に公開していくなどで、目に留まった人の「気になる、もっと知りたい」という気持ちを刺激します。
ブース担当者の話題作りにも活用できるなどメリットのあるティザー広告ですが、多用しすぎると視聴者(来場者)に不快感を与える可能性がありますので、情報公開のタイミングなどはよく吟味しなければいけません。
プロモーション(PR)動画
会社紹介動画よりもイメージ訴求に重きを置いた、ブランディング要素の強いものがプロモーション(PR)動画です。
具体的な企業情報などはほとんど使わず、商品にかける思いや企業メッセージなどを前面に出すことで来場者に自社を強く印象付けます。
自社HPへの掲載や集客への活用など、展示会やイベント以降にもさまざまな活用が見込めるのもポイントです。
展示会・イベント動画で差別化を図る!制作ポイント
実際に展示会・イベント用映像を制作したいとお問い合わせいただくみなさん口をそろえて仰る課題は「他社との差別化を図りたい」「集客につなげたい」というもの。
インパクトという点で困られている企業様が多い印象です…
そこで来場者の目を引く映像を制作する際のポイントや、私たちが注目する映像のトレンド、アプローチ方法についても解説いたします!
尺は1分以内(できれば30秒前後)に収める
来場者は1つのブースだけでなく、多くのブースを見て回る目的で展示会を訪れています。
歩きながら映像を流し見て、残念ながら面白くなさそうな場合は足を止めてはくれません。
そのため、動画の尺は1分以内、できれば30秒前後でコンパクトに収めるとともに、テンポの良い映像と音で来場者を飽きさせないように工夫しましょう。
テロップやテキストの解説をつける
大勢の来場者が詰めかける会場はにぎやかで、音声がよく聞き取れないこともあります。
音声で伝えられる情報に差が出てしまわないよう、映像にはテロップやテキストの解説を付けましょう!
重要な部分を強調することは、わかりやすい動画作りという点でも効果的です。
テロップやテキストの文字は、遠くからでもはっきりと見えるように大きめにすることが大切です。
最適な表現方法を検討する(実写/CG/アニメーションなど)
映像には実写、CG、アニメーションなどさまざまな表現手法があります。商品やサービスの特性によって適した動画表現方法の検討が必要です。
例えば実物のある商品などは、リアルな外見や使い心地、実際の使用シーンをを見せるため、実写形式を選択することをおすすめします。
また、形のないサービスは仕組みや機能をわかりやすく紹介するために、アニメーションを選択するケースもあります。
工業製品など展示ブースに持ち込めないプロダクトなら、フォトリアルな3DCGで製品映像を作ることで実物がなくても製品紹介が可能です。
このように、「どう見せたいか」をお客様目線に立って考えることが大切ですね。
インパクトのある演出にする
自社ブースにひとりでも多く足を止めてもらえるよう、インパクトのある演出、洗練されたデザインを映像に取り入れ来場者の目を引きましょう。
映像のノウハウがない企業のプロモーション映像は、魅力や訴求力に欠けることがあります。
展示会は非常に多くの企業が集まる場。来場者も多く、一つ一つのブースに集中することはなかなかありません。ありきたりでインパクトに欠ける映像だと、誰も足を止めてくれないなんてことも。
そうならないように、効果的なモーショングラフィックス、実写映像だけでなくアニメーションや3DCGを取り入れた映像なども活用して来場者の足止めを図りましょう。
新しい技術や先端の要素の活用
最新のテクノロジーや最先端の要素を展示会映像に取り入れてみましょう。
例えばVRやAR、3Dサイネージなどインタラクティブな要素を活用することで、来場者に新しい体験や価値を提供し、競合他社との差別化が図れます。
制作会社が注目する展示会・イベント動画のトレンド
私たちが今最も注目する映像のトレンド、見せ方とは映像に「3Dコンテンツを取り入れる」ことです!
その最大のメリットは複雑な内容や抽象的な概念を可視化し、誰にでも理解しやすく表現できることです。
3DCG映像は企業側が伝えたいメッセージを強く印象付け、製品の特徴を効果的に伝えるためのインタラクティブなプレゼンテーションツールです。
展示会・イベント動画制作ならジーアングルへ
ジーアングルは見るもの・聴くもの・すべてをカタチにする総合デジタルコンテンツ制作会社です。
サウンド、音声収録、イラスト、映像、アニメ、3DCGなど各分野の制作とディレクションのプロフェッショナルが終結したジーアングルだからこそ、来場者の視覚と聴覚に訴求する映像を制作することが可能です。
「初めて展示会用の映像を作るけどどう依頼すればいいのかな…」
「映像のノウハウはないけど完成イメージはある!でもどうやって作れば…?」
などお困りの方でも、分かりやすくヒアリングさせていただきますのでご安心ください。
ジーアングルができること
動画制作の経験がなくても、企画やデザイン、絵コンテの作成、そして映像制作まですべてお任せいただけます。
テキストやBGM、ナレーションの挿入を希望されるお客様には、ナレーターの手配から音声収録まで、すべてのニーズに柔軟に対応します。
また映像のテイストは実写からCG、さらにアニメーションまでジャンルを限定せず多岐に渡って制作できる点も私たちの強みです。
展示会やイベントでは、多くの企業が一人でも多くの来場者を引き止めようと様々な工夫を凝らし、自社のブースに立ち寄ってもらおうと戦略を巡らせています。
常に最新のトレンドを掴み制作を行っているジーアングルでは、従来のありふれた映像ではなく、より効果的で競合他社と差別化する映像を制作・ご提案することが可能です!
ジーアングルの動画・映像制作実績
ここではジーアングルの主な制作実績をご紹介いたします。
実写映像
企業紹介ムービー
クライアント様:株式会社JALブランドコミュニケーション様
概算:300万円~
制作期間:2ヶ月~
CG映像
製品紹介ムービー
クライアント様:鋼鈑工業株式会社様
概算:200万円~
制作期間:1か月半~
セルアニメ
製品紹介ムービー
クライアント様:花王株式会社様
概算:1,500万円~
制作期間:6か月~
その他の実績はこちらよりご確認くださいませ。
ホームページに掲載できない案件も多数ございますので、その他の制作実績やプロジェクト詳細につきましては、ジーアングルまでお気軽にお問い合わせください。
おわりに
今回は、来場者の注目を集める効果的な展示会・イベント用映像について、具体的な見せ方と事例を併せてご紹介させていただきました!
展示会には多くの企業が出展するため、目的に応じた映像を準備するのがおすすめです。
3Dコンテンツを映像に取り入れて集客に利用している企業は今こそ徐々に増えていますが、非ゲーム業界だとまだ少ない印象です。
そのため注目度を得る、ブランディングを図るといった意味で取り入れる価値は大いにあります。
従来のありふれた映像ではなく、最先端の技術やトレンドを駆使して効果的な映像作品を作りましょう!
ジーアングルでは制作のプロフェッショナルとして、お客様の抱える悩みに対して誠心誠意対応させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。