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動画制作・映像制作費用の相場はどれくらい?用途別・尺別相場と見積もりの内訳を解説

動画制作・映像制作費用の相場はどれくらい?

こんにちは!幅広い制作領域を武器に「新たな驚きと感動を作る」制作会社ジーアングル広報担当です。

YouTubeはもちろんのこと、SNSでも日々目にする動画作品ですが、自分も作ってみたい!という方や、PR、採用などに動画や映像を活用する企業も増えています。

ただ、こだわるだけ費用がかさんでしまうのも事実。
お金をかけるほど高品質な動画を作れる傾向にありますが、動画としての品質が高い=効果の高い動画か?と言われると、必ずしもイコールではないのが悩ましいところですよね。

動画の作成を考える方の多くが「費用をおさえたい、節約したい」「予算内でどこまで作れるんだろう?相場を把握したいな」と頭を悩ませていることと思います。

今回はそんな動画制作・映像制作で一番気になる「費用」について、どんな要素で動画制作の費用が変わっていくのか、一般的な費用感・相場感を深堀していきます!

目次

動画制作・映像制作費用はなぜ幅があるのか

映像制作の料金相場は、例えばWebCMの制作であれば50万円〜1,000万円以上、テレビCMは100万円〜1億円以上することも(タレント費、放映料など含)です。

とはいえ一口に「動画」「映像」といっても、「テレビCMだからいくら」「30秒だからいくら」といったものではありません

どんな用途・目的の、どんな内容を表現する映像にするかによって、費用にかなりの幅があるのです。

動画制作を進める際、主に以下の項目を決めていくことでどの程度費用がかかるのかが見えてきます。

スクロールできます
用途・CM
・会社、事業紹介用
・商品、サービス紹介用
・採用、研修用
・マニュアル説明(How to)用
・ミュージックビデオ
・YouTube投稿用
・SNS投稿用 など
見せ方・実写
・アニメーション
・CG
・実写とアニメーションのハイブリッド など
構成要素・出演者
・撮影場所
・キャスティングの要不要
・CGの使用有無
・アニメーションの使用有無
・ナレーションの要不要 など
流す媒体・テレビ
・WEB
・社内用 など
長さ(尺)・15秒
・30秒
・1分
・3分
・5分 など

中でも、動画の長さ(尺)構成要素が増えるほど費用はかさむ傾向にあります。

このように、制作するうえでのさまざまな要素が組み合わさって費用が決まることを理解すると、作りたい動画と費用のバランスを見極めやすくなり、結果的に費用対効果の高い映像を制作できますよ。

用途・目的別で考える!動画制作・映像制作費用の相場

それでは動画の用途別に、映像制作にかかる費用の相場を見ていきます。

再三にはなりますが、重要なのは「広告・CM」や「採用動画」といった動画のカテゴリーだけで料金は決まっていないということ。

ジーアングルでも大切にしている「どんなターゲットに届けたい動画なのか?」「何を一番に伝えるための動画なのか?」という視点をイメージしながらご覧ください!

テレビCMの制作費用相場

予算レンジ費用相場
低予算100万円〜500万円
中予算500万円〜2,000万円
高予算2,000万円以上

テレビCMの制作費用相場は、相応の品質が求められるぶん制作費用が他用途の動画制作より高くなる傾向にあります

実写撮影の場合、カメラや照明などの技術さんは1日あたりいくらという計算になるため、大がかりで撮影日数が数日間必要になると、関係者の人数だけ人件費がかかるようなイメージですね。

そこに俳優・タレント・モデルを起用する費用、撮影場所を借りるレンタル費用や移動費、CGやアニメーションの制作費など、そのCMを構成する要素に合わせて費用が加わり、1本分の制作費用が決まります。

テレビCMは制作規模も金額も大きく、「放映料もあるし、制作費用はできるだけ抑えたい……でも映像の品質を落としたら伝えたいことが伝わらないかも…」と悩まれる方は多いのではないでしょうか。

そこで広報としても、ジーアングルの映像制作で大切にしている、クライアント様のターゲットや目的をヒアリングしながら、予算内でできる最高の見せ方・構成要素を並行して考えていくという流れが、テレビCM制作では特に重要になると考えています。

内容によっては、後述のフルアニメーションCMはもちろんのこと実写×アニメ、実写×3DCG、アニメ×3DCGといった手法が適していることも。
以下の事例もぜひご参考になれば幸いです。

テレビCM制作実績

不動産TVCM映像
二次元キャラクターで事業内容を擬人化することで、短い時間でも視聴者に強く印象を残すアプローチをご提案しました。

アニメCMの制作費用相場

予算レンジ費用相場
低予算300万円〜800万円
中予算800万円〜2,500万円
高予算2,500万円以上

新型コロナウイルスの流行以降、アニメCMを採用する企業が増えました。

サブカルチャーへの親しみが強い10代20代などの若い世代へ向けたCMを作る際は、アニメCMもおすすめ。
実写撮影よりもアニメCMのほうが興味をもってもらいやすい可能性があります。

そんなアニメCMの費用相場は300万円〜2,500万円以上とこちらも幅広く、テレビCMに耐えうるクオリティにするなら、必然的に高予算2,500万円以上での検討が必要になるでしょう。

アニメーションはコマ数が多いほど美麗で滑らかな映像になりますが、コマ数が多いほど制作作業量が増え、料金も上がるためです。

存在しないものでも形にできる性質を持つアニメは、必要なものしか作らなくて済むというメリットがある一方、表現したいものを1から作らないといけないので、時間がかかると料金がかかるという面もあります。
(実写撮影はあるものの魅力をストレートに表現できるメリットがある一方、余分なものが移っていても基本的に消し去ることはできない側面もあります。それぞれの手法にメリット・デメリットがあるわけですね…)

実写撮影とアニメーションの表現の違いをご理解いただけると、予算等の費用感に合わせた見せ方を考えやすくなるのではないかと思います。

アニメCM制作実績

グラコロ2019冬 【TVCM】
こちらは、学生時代の思い出とともに冬の定番商品のあたたかみを感じられるアニメCMの制作実績です。

WebCMの制作費用相場

予算レンジ費用相場
低予算50万円〜300万円
中予算300万円〜1,000万円
高予算1,000万円以上

WebCMはYouTubeをはじめ各種SNSやWEBサイトなど、インターネット上のさまざまな媒体で流すことのできる動画広告です。

放送場所は多岐にわたりますが、YouTubeやSNSに蓄積されたユーザーの属性に合わせて動画が流されるので、テレビCMよりも細かいターゲティングによってより「刺さる」広告運用ができる特徴があります。

WebCMの制作費用相場も50万円〜1,000万円以上と幅がありますが、ユーザー属性ごとに見せる動画を変えることができるので、必ずしもハイクオリティな映像でないといけないわけではありません。

ここでもテレビCM同様、ターゲットや目的をヒアリングし、叶えたい(適した)見せ方や構成要素を探っていくことが重要です。

WebCM制作実績

TAMAYAアニメCM 玉家質店「託された想い篇」
こちらは、質屋のイメージを一新し若年層に親しみやすいイメージを持ってもらうべく、ファンタジーな世界観で制作したWEBアニメCMの制作事例です。

会社紹介・採用動画を作る場合

会社・事業紹介の費用相場

予算レンジ費用相場
低予算30万円〜150万円
中予算150万円〜500万円
高予算500万円以上

採用動画の費用相場

予算レンジ費用相場
低予算10万円〜50万円
中予算50万円〜200万円
高予算200万円以上

会社・事業紹介動画と採用動画は、会社に訪れて普段の様子を撮影する → インタビューを行う → ナレーションや音楽を入れる、という作りが一般的です。

この場合、費用の内訳はおよそ事前準備費(脚本やキャスティングなど)、実際の撮影費(技術スタッフの人件費など)、編集費の3つに分けられます。

CM制作に比べ相場の金額幅は小さいですが、撮影が数日にわたる場合や(カメラマンや照明などの技術者は1日単位で費用が発生するため)、撮影クルーをテレビや映画の現場で活躍する技術者にすると費用が上がります。

ただ、会社・事業紹介動画と採用動画も実写撮影のみが適しているわけではありません。

ジーアングルでは他社との差別化を図りたいクライアント様から、アニメーションやCGといった、実写撮影ではない動画制作をご相談いただくことが多くあります。

若い世代の採用を強化したい時などアニメーションやCGは有効。

また、アニメーションで制作した会社・事業紹介動画と採用動画は、出演していた社員が退職してしまった場合でも動画を使い続けることができるというメリットもあります。

一度の制作費用は撮影よりも高くなりますが、一度動画を作ってしまえば使い続けられるという実用的なメリットも踏まえ、見せ方を選ぶのがおすすめです。

会社紹介・採用動画制作実績

企業紹介映像
オフィスや実際の航空機の格納庫にて撮影を実施しました。
社員さんにもご出演いただき、職場の持つ高いクリエイティビティや雰囲気がより伝わるよう工夫して演出しています。


「ROAD-S」紹介PV
インフラ工事の分野で誇る高い技術力を訴求するために、アニメ調での演出をご提案しました。
リクルート用映像としてもお使いいただけるよう、明るいエンタメアプローチで業界イメージの刷新にも挑戦しています。


『M-ORION Project』ご紹介動画
北里大学医学部公衆衛生学からのご依頼を受け、国立研究開発法人日本医療研究開発機構 認知症等対策官民イノベーション実証基盤整備事業 「組織的介入による多角的な職場のメンタルヘルス対策の効果検証を目的とするクラスター無作為化比較試験」 (通称:M-ORION Project) の紹介動画を制作させていただきました。

商品・サービス紹介動画を作る場合

予算レンジ費用相場
低予算20万円〜100万円
中予算100万円〜300万円
高予算300万円以上

商品・サービス紹介動画は、対象商品・サービスの特徴や押し出したいポイントによって、実写撮影が合うのか、アニメーションやイラストが合うのか、実写×3DCGが合うのかなど最適な見せ方がまったく変わります。

静止画やイラスト素材をご支給いただいた上での映像編集は数十万円になることが多く、購入素材を用いたり動きを増やすと100万円弱程度、というイメージ。

制作依頼する内容が増えるほど制作料金が上がるのは動画の用途問わず共通ですので、後述しますが費用を抑えたい方はなるべくシンプルな構成で、動画で使用する素材などを用意できるといいかもしれません。

商品・サービス紹介用動画制作実績

楽匠プラス紹介動画
介護用ベッドの高い機能性を丁寧にご説明するために、実写撮影とCGの融合でわかりやすく訴求する表現をご提案しました。
必要とされている方に、より製品を深く理解していただくことを目指しています。


「ひだまりショウガ」紹介映像
温活サプリメント「ひだまりしょうが」の紹介映像制作のご依頼をいただきました。

マニュアル(How to)動画を作る場合

予算レンジ費用相場
低予算10万円〜50万円
中予算50万円〜200万円
高予算200万円以上

マニュアル(How to)動画も商品・サービス紹介用動画と同じく、説明対象の特徴に合わせて最適な見せ方が異なります

例えば接客業のマニュアルは実際の業務風景を撮影したほうが伝わる可能性が高いでしょう。
撮影 → ナレーションの収録など → 編集、というような流れになります。

一方、工業製品などのマニュアルはいくつかパターンが考えられます。

機密保持の関係で撮影をできない場合、3DCG制作が必要になることも。
ただ精密さにこだわると費用が高くなってしまうので、CGを制作するよりも、可能であれば撮影するほうが費用的にはいいかもしれません。

3DCG制作が必要なら、製品制作時のCADデータがあると費用感を抑えられる可能性があります。
※CADデータの状態によっては、映像用に別途作り直すほうが早いこともあります!絶対に安くできるわけではない点にはご留意ください。

3DCG・モデリング制作の
詳細はこちら

マニュアル(How to)動画制作実績

「プレバンペイ」利用方法のご紹介アニメ
電子決済システムのチャージ・決済方法をイラストでわかりやすく解説する映像をご提案しました。

ミュージックビデオ(MV)を作る場合

予算レンジ費用相場
低予算50万円〜300万円
中予算300万円〜1,000万円
高予算1,000万円以上

ミュージックビデオ(MV)は照明演出等、空間を作りこむのに時間がかかることもありスタッフィングがCM制作寄りになるため、費用相場もCM制作と似た高めの金額になります

ミュージックビデオは歌唱シーンのほかにダンスシーンがあるなど撮影する内容が多く、1日でできることには限りがあることを考えると、撮影日が複数日必要になることが多いです。

撮影日を短縮するとしても、そのぶん機材や人数がかかるので結果的にお金がかかってしまいます。

ただ、必ずしもミュージックビデオ=実写撮影というわけではありません。
Vtuberやゲームキャラクターの楽曲は、本人が出演するなら必然的にアニメーションやCGを使ったミュージックビデオになるでしょう。

ミュージックビデオ(MV)制作実績

IdentityV 第五人格「トゥルース&リーズニング」新章《赤髮の魔女》テーマソング 『Crimson Mystery』
IdentityV 第五人格「トゥルース&リーズニング」新章《赤髪の魔女》テーマソング『Crimson Mystery』の実写ミュージックビデオ制作を担当いたしました。


La prière アニメーションMV制作
La prière様の新曲アニメーションMVをご依頼いただきました。

SNS・YouTube動画を作る場合

予算レンジ費用相場
低予算3万円〜50万円
中予算50万円〜200万円
高予算200万円以上

YouTube動画の費用相場はここまでご紹介した用途の動画とは違い、制作した動画をどう運用するかが重要になります。

1か月のうちに何本も動画を投稿することを考えると、ハイクオリティを求めすぎたら投稿ペースが下がってしまいますし、そもそも動画1本1本に予算を割くのは難しいのではないでしょうか。

普段の投稿から制作依頼するなら、1本数万円程度に収めることになるでしょう。
数か月に一度の大型企画などの際は、中・高予算でがっつり制作するのがおすすめです。

動画の長さ(尺)で考える!動画制作・映像制作費用の相場

予算レンジ費用相場
15秒・低予算… 10万円〜50万円
・中予算… 50万円〜100万円
・高予算… 100万円以上
15〜30秒・低予算… 30万円〜100万円
・中予算… 100万円〜200万円
・高予算… 200万円以上
30秒〜1分・低予算… 50万円〜150万円
・中予算… 150万円〜300万円
・高予算… 300万円以上
1〜3分・低予算… 100万円〜300万円
・中予算… 300万円〜500万円
・高予算… 500万円以上
3〜5分・低予算… 200万円〜400万円
・中予算… 400万円〜600万円
・高予算… 600万円以上
5〜10分・低予算… 300万円〜500万円
・中予算… 500万円〜800万円
・高予算… 800万円以上

上記は動画の長さ(尺)別費用相場です。

こちらはあくまで一般的な金額であり、用途・目的による見せ方や構成要素の違いで料金が大きく変わることはご承知おきください。

実写撮影の場合、長尺になるほど編集段階の費用が上がるのはもちろんのこと、「映像の尺が長くなる」=「撮影時間が長くなる」ことによる費用アップの側面が強いです。

そのため、撮影での動画制作を検討中なら、動画の長さを短くすることで制作費用削減を期待できます

注意!アニメーションは長さより枚数が重要

出演者、撮影技術者や撮影場所のレンタル等でどうしても費用が大きくなってしまう実写映像ですが、アニメーション映像にすることで費用を下げられる場合があります。

ただし、アニメーション映像を依頼する際は動画の長さではなく「カット枚数」に注意が必要です。

アニメーションは何枚描くか=カット枚数で金額が決まるため、クオリティを上げる、つまりアニメーターの描く枚数が増えてしまうと、動画の長さに関係なく実写映像よりも費用が高くなってしまう可能性があります。

実写・アニメーションに共通して言えることではありますが、ハイクオリティな映像を作ろうとすると、どうしても費用は高くなってしまうもの。

費用を抑えるためにアニメーションを検討する際は、実写とアニメーションの費用設定にお気を付けください。

動画制作の見積もりの内訳

ここでは、一般的な企業用プロモーション映像制作を依頼する場合を想定し、動画制作費用の見積もりの内訳がどのようになっているのかをご紹介します。

【1】企画関連費用(プリプロダクション)

確認が必要な項目1:企画関連費用

企画の難易度や動画時間により大きく変わりますが、一般的な企業用プロモーション映像の場合、主に以下を確認しましょう。

企画構成費

動画に限った話ではありませんが、制作物は目的を達成するために、誰に何を伝えて、どのように見せれば目標を達成できるかを企画構成してから制作に入ります

そのため、制作物のコンセプトやテイスト、競合他社の調査・分析など、依頼主と制作会社とで打ち合わせをしながら資料を作成する必要があります。
この企画提案の際の人件費が企画構成費です。

ディレクション費

担当するディレクターの人件費です。

ディレクターは制作工程での指示を出し、制作全体を仕切る役割を担っています。
制作工程で必要な打ち合わせや各種手配、関わるさまざまなスタッフへの指示出しやスケジューリングなど、多種多様な業務を担当しています。

撮影には多くのスタッフが関わりますが、ディレクターが指示を出さないと制作は進みません。
そのため、ディレクター費は制作の依頼をする際に必要不可欠な見積もり項目といえるでしょう。

【2】撮影・映像素材制作費用(プロダクション)

一般的な企業用PV映像の場合、制作費用として以下が挙げられます。

撮影費

確認が必要な項目2:撮影費用

制作会社により内訳に記載される項目名に違いがありますが、撮影する際にかかる全般的な費用です。
※撮影機材費とまとめて「撮影関連費用」として計上されることもあります。

撮影に関わるカメラマンやアシスタントスタッフなどの人件費です。
撮影規模や内容によっても必要なスタッフが変わるため、事前に費用の確認が必要です。

撮影機材費

撮影に必要なカメラ、照明機材、音声機材などの機材費です。

カメラも家庭用のものとほとんど変わらないものから、映画の撮影でも使用される高性能なものまであります。
高性能なカメラほど扱えるカメラマンが限られることもあるため、費用と映像クオリティーに大きな差が生まれる部分です。

また、使用するレンズによって画質が大きく異なるため、企画構成の決定時に確認が必要です。

グラフィック制作費

ロゴやテロップの挿入をはじめ、タイトル画像やCG・アニメーションなど、制作物内で使用される素材のデザイン制作の際にかかる人件費です。

制作過程でボリュームの大きい追加要望があった場合や、担当するのがディレクターかデザイナーかによっても費用が変動するため、事前に内訳の確認が必要です。

その他、諸経費

撮影用小物など撮影時にかかる雑費、車両代などの費用です。スタジオ撮影の場合は、スタジオ代なども入ります。

この他にも撮り直し、再編集する場合など制作工程が増え、追加で見積もりが発生するケースもあります。

【3】編集費用(ポストプロダクション)

撮り終えた素材を編集して、最終的に仕上げる作業にかかるのが編集費用です。
同じ動画素材でも、編集の仕方によってまるで違う制作物に仕上がることがあります。

一般的な企業用プロモーション映像制作を依頼する場合、以下の点を確認すると良いでしょう。

編集作業費

映像編集の作業全般にかかる人件費です。完成に必要な編集作業の工数により費用は変動します。

制作物の尺が長いほど作業時間も長くなるので、見積もりも高くなります。

さらに詳細な内訳になるとデジタイズ、ノンリニア編集などパソコン上での編集作業、インサート編集など一部分を入れ替える作業、および粗編集、さらに特殊映像効果などに区分けされます。

音響効果費

アフレコの音声やBGM・効果音など音響効果にかかる費用です。
BGMや効果音などは自社で制作したり、別途素材を購入する場合は費用が変動します。

ナレーション費

ナレーター、ディレクター、録音エンジニアなど、映像に挿入するナレーションの収録にかかる人件費です。

スタジオ費

編集やグラフィック制作でもスタジオを利用することがありますが、一般的にナレーションの音声を録音するスタジオ利用にかかる費用です。

動画制作・映像制作費用を抑える・安くするには?

ここまでにもたびたび触れてきた、動画制作費用を抑える(安くする)方法についてご紹介します。

用意できる素材等は自前で用意する

動画制作費用を安くする方法として、動画内で使用する素材を自前で用意することが挙げられます。

素材については漫画やゲームのPRがわかりやすいかもしれません。
作品内のイラストやBGMを動画内で使用することで制作会社に依頼する内容が減り、全体の制作費用を抑えることができます。

自社オフィスで撮影する、社員を出演者にする

使用する素材を自前で用意することに関連して、実写撮影の場合は自社オフィスで撮影する、社員を出演者にすることでも制作費用の削減を期待できます。

撮影場所を使用料のかからない自社オフィスにすると、移動費も含めて費用を抑えられます。

起用タレントの知名度を変える、もしくは出演者を社員とすることで、タレント費やスタイリストの費用も抑えられるでしょう。

動画の長さ(尺)を短くする

動画の長さ別費用相場でも触れましたが、実写撮影の場合、映像の長さ(尺)を短くすることが費用を抑えるのに効果的です。

実写撮影はそこにあるものを映していく性質上、動画の尺が長くなるほど撮影時間も長くなってしまいます。

撮影スタッフの費用は基本的に1日単位ですので、動画の尺を短くすることで撮影日数が減り、制作費の削減に繋がります。

ただし、アニメーション制作においては動画の長さではなくカット枚数で金額が決まるため、撮影とは金額の決まり方が違う点にはご注意ください。

複数の動画を一括で作る

長尺の動画から切り出して短尺の動画を作る、違う動画に使うシーンでも同じ撮影場所で撮影できるものはその日のうちに撮影してしまう、など複数の動画をできるだけまとめて撮影してしまうのも、主に撮影費削減に効果的な方法です。

こちらも動画の長さ(尺)を短くするのと同様、撮影日を減らすことでスタッフ費用を抑えるための方法になります。

おわりに|動画制作・映像制作はジーアングルにお任せください!

ここまでご覧いただきありがとうございました!

どう作るか(手法)以上に、何のために作るか(用途・目的)が重要だからこそ、動画は決まった費用を出すことが難しい制作物です。
費用感を把握するためにも、動画のターゲットや表現したい内容を明確にし、依頼などの制作段階へ進んでいくことが大切です。

ジーアングルでは撮影ありの実写映像をはじめ、実写×アニメーションや実写×CGといったハイブリッド映像の制作が可能です。

お客様の伝えたいことをご予算内で最大限具現化するため、豊富なクリエイティブをご提供しています。ぜひご相談ください!

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