こんにちは!「驚きと感動を作る制作会社」ジーアングルの広報担当です。
昨今、人工知能(AI)の話を巷で数多く耳にしますよね。
身近なものでスマートスピーカーなるものがGoogle、Amazon、LINE、Appleなどの各社から発売されており、一家に一台AIスピーカーの時代も、そう遠くない将来訪れそうです。
そんな中、音楽制作の現場でも人工知能の話題を2016年あたりから多く耳にするようになりました。
今回はそんな音楽制作における人工知能について、表的なものを例にあげてご紹介します。
「LANDR」人工知能による自動マスタリングサービス
こちらは音楽制作の最終工程であるマスタリングを人工知能が自動で行ってくれるというサービスです。
私も一度試したことがありますが、”膜が取れてキラっとした今風の音になる”という印象でした。
予算の少ないプロジェクトなんかの選択肢の一つとして知っておいて損はないと思います。
「iZotope Ozone 8」業界を牽引するマスタリングソフト
先出のLANDRと同じくマスタリング時に使用するPluginです。
こちらの「Master Assistant」機能は、3つのモードから必要なシチュエーションを選択し人工知能がマスタリングを行うというものになります。
中でもReference楽曲を指定し、その質感に近いマスタリングを自動で行ってくれるモードは非常にパワフルです。
LANDRとの違いは、提案されたマスタリング結果を更に人の手で追い込むことができるという点です。
より精度の高いマスタリングを行うことが可能です。
「ORB COMPOSER」人工知能を用いた作曲支援ソフト
こちらは人工知能を用いた作曲支援ソフトになります。
自動で作曲をしてくれるというわけではなく、様々なシチュエーションから楽曲のアイデアを提案してくれるそうです。
まだ発売前で情報が少ないですが、今後この手のソフトはますます増えていく流れになるでしょう。
AIが作った曲に人が涙する日が来ると思うとワクワクする半面、我々のような作曲を生業としている人達にとっては脅威な感じもしますね。
最後に
こちらはフランスにあるSony CSLが開発を進めているAI作曲ソフト「FLOW MACHINES」が作ったビートルズ風の楽曲になります。
全てを「FLOW MACHINES」が作ったというわけではなく、フランス人作曲家との共作だそうです。
今後はAIのみで完パケさせた楽曲なんかも沢山生まれてきそうですね。
そうなると今まで聞いたことのないような音楽が生まれるかもしれません。
想像するだけで楽しみです。
最近は音源の進歩で”打ち込み”か”生”か判断つかない楽曲が増えている中、今後は”人”か”AI”かどっちだ?みたいな議論も出てくるかもしれませんね。
こういった最先端の技術と上手く付き合い、お客様に喜んでいただける楽曲を届けれるようこれからも精進致しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
音楽制作に関するお悩みやご相談などございましたらお気軽にジーアングルにご連絡くださいませ。
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